衆院選が違憲状態!1票の格差最大2倍! [政治]
今回の衆院選は、「1票の格差」が最大で2倍を超えている
んだそうです。
この大きな格差を抱えたまま結果が12月2日に公示されます。
過去2回の選挙では、最高裁で「違憲状態」であると指摘されていました。
にも関わらず、この格差に対する抜本的な是正は行われませんでした。
弁護士グループは投開票翌日に選挙無効(やり直し)を求める訴訟を起こすことを「予 告」しているそうです。
今月26日には、参院選の無効訴訟の判決が最高裁大法廷で言い渡される予定です。
衆参に共通する是正論議の停滞が最高裁によってどう判断されるかが注目されます。
解散が確定的になった17日のことです。
記者会見で提訴方針を表明した弁護士グループの久保利英明弁護士は、選挙に対してこ
う指摘しました。
「多くの有権者が『0・5票』しか持っていない現状では、解散しても国民に信は問えない」。
今年1月の住民基本台帳を基にした試算では、1票の価値が最も軽い兵庫6区と、最も
重い宮城5区の格差は2・11倍。
2倍を超す格差ができているのは、東京、兵庫など都市部を中心に14選挙区にも上っ
ています。
最高裁は昨年11月、格差が2・43倍だった2012年の前回衆院選について違憲状
態の判決を言い渡しました。
2009年選挙に続けて「違憲の一歩手前」と評価しました。
衆院は昨年6月に「0増5減」の区割りを決め、格差を2倍未満に抑えたものの、
初めて0増減が適用される今回の選挙では、人口変動により再び2倍を超えてしまう選挙区が生じているのだそうです。
最高裁は過去2回の衆院選の判決で、定数の微調整だけでは限界がある
として選挙制度の抜本改革を求めてきました。
しかし、議席を維持したい政党や議員の思惑が絡み、議論は進んでいない状態だそうです。
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タグ:衆院選
2014-11-25 11:10
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